その日には、荒野や砂漠さえ喜びます。 荒野には花が咲き乱れます。
エルサレムとユダヤの人々は喜びなさい。 最後には、あなたがたも 正当な扱いを受けるようになると、 神が保証しておられます。
青々とした野原を見て、ほめたたえなさい。 草の一本一本が、主の偉大さを物語っているのです。 森の木々も、こずえを鳴らして賛美しなさい。
主よ。エルサレムとユダの町々は、 あなたの公正な判決を耳にし、喜びにわいています。 主の威厳に満ちた支配が全地に行き渡り、 他の神々ははるか足もとにも及ばないのですから。
私はシャロンのサフラン、谷間のゆりです。」 「
その日、人々は、 「このお方こそ、私たちが信頼し、 長い間待ち続けた神だ。 とうとう、おいでになったのだ」と大声で叫びます。 なんと喜びにあふれた日でしょう。
城壁で囲まれた町々はひっそり静まり返り、 家は荒れ、通りには草が茂り、 牛は町をのし歩いて草を食べ、 木の枝を食べるようになります。
やがてイスラエルが根を張り、つぼみをつけ、 花を咲かせ、世界をその実で満たす時が来る。」
もうしばらくすると、レバノンの荒野は 再び実り豊かな平野となり、 樹木が茂るよく肥えた森となります。
足の不自由な者は鹿のように跳びはね、 口のきけなかった者は大声で叫び、歌います。 荒野には泉がわき、砂漠には川が流れます。
滅びゆくエルサレムと運命を共にしないように、名前を書き記された人の汚れは洗いきよめられ、不道徳のしみも火で焼かれます。その人たちは、神のきよい国民となるのです。それだけでなく、地は黄金色の穂波と、みずみずしい果物を実らせます。
耳を傾けなさい。 荒野で叫ぶ声が聞こえます。 「主が通られる道を準備せよ。 荒野に、平らでまっすぐな道を、 主のために準備せよ。
ケダルとセラの荒野の町々、山の上に住む人たちも、 コーラスに加わりなさい。
わたしは新しいことをしようとしている。 いや、すでに手をつけた。あなたがたの目には見えないか。 わたしの民が故国へ戻るために、荒野に道を造り、 彼らの飲み水として荒野に川を開く。
わたしは再びイスラエルを祝福し、 荒野を花畑とする。 何も生えなかった荒野は エデンの園のように美しくなる。 そこは喜びと楽しみにあふれ、 感謝と美しい歌声が絶えない。
「主よ、人々があなたに聞きたいと思うようになるまで、どのくらいの年月が必要でしょうか」と私が言うと、主は答えました。 「町々が破壊され、住む者もいなくなり、 国中が荒れ果て、
略奪を終えた時には、 国土は牧草地に変わり果てているでしょう。 家畜の群れは手当たりしだいに殺されるので、 一頭の牛と二匹の羊が残っているだけでも、 幸運な人と呼ばれます。 それでも牧草はあり余るほどあるので、 乳をたっぷり生み出し、 生き残った者は凝乳と野生のはちみつを常食にします。
だが、わたしがあなたがたを連れ帰る時、彼らは言うだろう。『神に見捨てられていた地がエデンの園のようになった。廃墟となった町々が再建され、城壁が築かれ、人があふれている。』
