別の人に回すと、「残念ながら、私は文字を読むことができません」という返事です。
将来の出来事のいっさいは、彼らにとって封をされた書物同然になりました。ですから、いくら読解力のある人に渡しても、「読めません。封がしてありますから」と答えます。
そこで主は語ります。 「この民は、口先ではわたしの民だと言いながら、 実際にはわたしに従っていない。 彼らの礼拝は、機械的に覚えた文句の反復にすぎない。
その日、耳の聞こえない人が書物のことばを聞き、 盲人は暗闇ごしに神の計画したことを見ます。
これからわたしのしようとしていることを 残らず書き留め、将来のために封をしておけ。 神を敬う者に託して、 のちの時代の神を敬う者らに渡してもらうのだ。」
私は思いました。 「無知で哀れな者に、いったい何を期待できよう。 神の道を知らないのだから、 神に従うことなどどうしてできるだろう」と。
わたしの民は、わたしを知らないために滅ぼされる。 それもみな、あなたたち祭司のせいだ。 あなたたちがわたしを知ろうとしなかったからだ。 だからわたしも、 あなたたちをわたしの祭司とは認めない。 あなたたちがわたしのおきてを忘れてしまったので、 わたしもあなたの子どもたちを祝福することを忘れよう。