しかし、ハランは若くして生まれ故郷のカルデヤのウルで死に、あとには父のテラが残されました。
ハランは父テラにさきだって、その生れた地、カルデヤのウルで死んだ。
ハランは父のテラより先に、故郷カルデアのウルで死んだ。
ハランは生まれ故郷であり、カルデア人の地であるウルという地で彼の父テラよりも前に死んだ。
テラは、息子のアブラムと嫁のサライ、ハランの息子で孫に当たるロトを連れてカルデヤのウルを出発し、カナンの地へ向かいました。しかし途中、ハランの町に立ち寄ったまま、そこに住みつき、
「カルデヤのウルの町からあなたを導き出したのは、このわたしだ。それは、この土地を永遠にあなたのものとするためだ。」
あなたは、アブラムを選んで、カルデヤのウルから連れ出し、アブラハムと命名なさいました。
この男が報告し終えないうちに、もう一人の使者が息せき切って駆け込んで来ました。「だんな様！ 三組のカルデヤ人の野盗がらくだを奪い、召使たちを殺しました。私一人が、何とか逃げて来たのです。」